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JR東日本・吉田 リベンジ完封 1回戦は“あと1人”で降板

<日本製紙石巻・JR東日本>完封勝利を飾ったJR東日本・吉田は笑顔でガッツポーズ

第84回都市対抗野球準々決勝 JR東日本4―0日本製紙石巻
(7月21日 東京ドーム)
 準々決勝3試合が行われ、JR東日本(東京都)は今秋ドラフト1位指名が確実な吉田一将投手(23)が8回1死までパーフェクト投球。散発2安打の無四球完封で日本製紙石巻(石巻市)に4―0と快勝し、3年連続ベスト4に進出した。また、東芝(川崎市)と新日鉄住金かずさマジック(君津市)も勝ち、4強が出そろった。22日は準決勝2試合が行われる。

 吉田は思わず天井を見上げ、苦笑いした。8回1死、長谷川の打球が遊撃・田中のグラブをかすめて中前に抜ける。その瞬間、史上3人目の完全試合が消滅した。交錯する歓声とため息。それでも、すぐに切り替えて後続を断った。

 「多少は(完全試合の)意識はあったけど、これで運を使ってもいけない。この先の試合を勝つ方が大事。逆にホッとした部分もあった」

 この日の直球は最速142キロ。ただ、球速以上に威力があり、しかも内外角の低めに決まった。チェンジアップなど変化球の切れも抜群。まともに捉えられた打球はほとんどなかった。散発2安打で9奪三振。三塁も踏ませぬ、圧巻の無四球完封ショーだった。

 王子(春日井市)との1回戦は、9回に2死三塁のピンチを招いて降板。「あと1人で代えられたので、きょうは絶対に完封しようと思った」と胸を張った。今大会は2試合17回2/3を投げ無失点。許した安打は内野安打2本を含むわずか4本と安定した投球を続けている。

 青森山田では背番号13の控え投手。日大でも2部暮らしが長く、東都大学リーグ1部では通算3勝に終わったが、JR東日本で飛躍した。社会人1年目の昨年の都市対抗は全5試合に登板。準優勝に大きく貢献し、久慈賞と若獅子賞をダブル受賞した。

 「去年、決勝で負けた悔しさは忘れていない。また決勝で投げられれば、きょうみたいにしっかり投げたい」。今秋ドラフトで1位指名が確実な148キロ右腕は、日本一をプロ入りの手土産とするために、一日200球前後の投げ込みを続けてスタミナを強化してきた。未経験のノーヒットノーラン、完全試合は「いつかやってみたい」というが、今は必要としていない。あと2試合。今年は黒獅子旗しか頭にない。

[ 2013年7月22日 06:00 ]

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