日本製紙石巻 快進撃ストップも一矢報いた 長谷川が中前打

[ 2013年7月22日 06:00 ]

<日本製紙石巻・JR東日本>4強入りを逃した日本製紙石巻ナインはガックリと引き揚げる

第84回都市対抗野球準々決勝 日本製紙石巻0―4JR東日本

(7月21日 東京ドーム)
 日本製紙石巻の快進撃が止まった。JR東日本・吉田の前に7回まで1人の走者も出せなかった。

 8回1死。5番・長谷川が中前打を放ち一矢を報いた。「完全試合だけはされたくなかった。直球の質は他の投手と違った。角度もあって、球速以上に伸びがあった」。東日本大震災の被災地を代表するという思いで大会に臨んだ。大会初勝利を挙げた勢いで8強まで進出。大応援団が連日駆けつけたことに「この中で野球をさせてもらって幸せです」と感謝した。韮山(静岡)でチームメートだったJR東日本の堀井哲也監督との同級生対決に敗れた木村泰雄監督は「新しい歴史をつくれた。一戦ごとに成長した」と選手をねぎらった。

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2013年7月22日のニュース