北照 9回8連打で決めた!“宿敵”駒苫下し3年ぶり3度目

[ 2013年7月22日 06:00 ]

<北照・駒大苫小牧>3年ぶり3度目の甲子園出場を決め、大串(中央)のもとに集まる北照ナイン

南北海道決勝 北照10―4駒大苫小牧

(7月21日 札幌円山)
 センバツ8強の北照が自慢の猛打で夏は3年ぶり3度目の甲子園出場を決めた。4―4の9回に、先頭の代打・村上からなんと8連打。打者12人で一挙6点を奪った。昨秋、今春に続き3季連続の決勝対決となった駒大苫小牧を土壇場で突き放した。

 駒大苫小牧には今春の北海道大会で2―7で敗れていた。「リベンジしたい一心だけでやってきた」と吉田主将。2点リードの8回にエース大串がつかまり同点に追いつかれる苦しい展開だったが、宿敵への強い思いが、大量19安打での勝利の原動力になった。今春センバツは、準々決勝で浦和学院にわずか1安打に封じられ完敗を喫した。8安打4失点で完投した大串は「最後の夏は楽しんでやろうと思った。甲子園に忘れ物をしたので、深紅の大優勝旗を持って帰りたい」と聖地に思いをはせた。

 ◆北照(南北海道)スキー部も強豪で、船木和喜ら五輪代表を多数輩出。

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