県川口 “初先発”1年生中島がシード校斬り 4安打完封

[ 2013年7月22日 06:00 ]

<県川口・白岡>公式戦初登板ながら、9回4安打無失点と完封した中島

埼玉4回戦 県川口4―0白岡

(7月21日 市営大宮)
 気心知れた県川口バッテリーが勝利を呼び込んだ。公式戦初登板となった1年生・中島が、シード校の白岡相手に4安打完封勝利。立ち上がりは3回までに3四死球と制球を乱し「緊張して硬さがあった」と言いながら、堂々と最後までマウンドを守った。

 捕手で主将の曽篠が援護した。中島は同じ川口青木中の軟式野球部の後輩。中学時代は練習試合でバッテリーを組んだこともある。高校でのコンビ再結成に「思いっきり楽しみながらやろう」と声を掛けながら引っ張った。8回2死満塁では中前2点適時打で追加点を叩き出した。

 チームは2年連続の16強入り。昨夏は34年ぶりに4強まで進んだが、鈴木将史監督は「昨年より自信がある」と上位進出に手応えを口にした。

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2013年7月22日のニュース