JR東日本の吉田 完封まであと1死で交代も「勝てばいい」

[ 2013年7月14日 21:03 ]

王子戦に先発し、9回途中まで無失点と好投したJR東日本・吉田

都市対抗野球大会第3日 JR東日本2―0王子

(7月14日 東京ドーム)
 プロ注目のJR東日本の右腕、吉田が9回2死まで2安打無失点と好投した。完封までアウト一つでの交代に苦笑いを浮かべたが「完封しても優勝できるわけではない。勝てばいい」と切り替えた。

 球威のある直球は終盤まで140キロ前後を記録し、チェンジアップ、カーブも低めへの制球がさえた。予選では納得の投球ができずに苦しんだというが「投げ込んで体をつくり直したのが結果につながった」と満足そう。昨年(準優勝)は一歩届かなかった頂点に向け「まだ4試合ある。自分のピッチングを続ければ優勝につながる」と気合を入れた。

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2013年7月14日のニュース