秋元康氏の母校・中大付 3年ぶり初戦突破 “下からタクヤ”1安打完封

[ 2013年7月14日 06:00 ]

<都武蔵・中大付>5回1安打完封勝利の石井

西東京2回戦 中大付11―0都武蔵

(7月13日 上柚木公園)
 「AKB48」などをプロデュースする秋元康氏の母校・中大付が、3年ぶりに初戦を突破した。

 先発したアンダースローのエース・石井沢弥(たくや)が都武蔵打線を1安打に封じる完封劇。5回コールドで3回戦進出を決め「夏の大会は初登板だったので、最後まで緊張していた。ボール球が多くなってしまった」と胸をなで下ろした。

 入学時は野手だったが、「渡辺俊介投手(ロッテ)が好きだったので、アンダースローの投手をやりたいと思った」と自ら名乗りを上げた。チームではアイドル好きが多く、石井のお気に入りは乃木坂46だという。次戦は16日の工学院大付との付属校対決へ向け「全員で勝ちたい」と力を込めた。「上からマリコ」ならぬ「下からタクヤ」が、高校野球の「卒業」を先延ばしにする夏とする。

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2013年7月14日のニュース