巨人 阪神3連戦ローテは杉内、菅野、宮国 独走首位ターンだ

[ 2013年7月9日 06:00 ]

外野を走る杉内(左)と小山

 虎倒ローテで独走首位ターンを狙う。巨人は先発ローテーションを再編し、前半戦最終カードとなる15日からの2位・阪神3連戦(甲子園)の初戦に、菅野と並びチームトップタイの7勝を挙げている杉内を回すことが濃厚となった。

 中6日なら14日の中日戦(ナゴヤドーム)だが、そこに3年目の小山を抜てき。杉内に続いて先週の阪神戦敵地2試合を連勝に導いた菅野、宮国と並べる。

 川口投手総合コーチは「小山は(先発が)あるよ。きのうもいい投球したらしいね」と説明。前日のイースタン・ロッテ戦(袖ケ浦)で7回1安打無失点と好投し、この日のジャイアンツ球場の投手練習に合流した右腕の今季初昇格を示唆した。これで、前日のDeNA戦(東京ドーム)で8回2安打無失点、今季最多132球の熱投を演じた杉内を首位攻防戦の初戦に投入できることになった。

 杉内も力強い。「もしそうなったなら頑張りますよ。甲子園は相性いいですからね」。鹿児島実3年夏の大会でノーヒットノーランも演じた甲子園は、昨年の巨人移籍後も3試合23イニングで自責点0の防御率0・00。「ああいう黒土のマウンドは好き。ほどよく硬くて、回が進むごとに自分の形になっていく」と得意の舞台だ。2位・阪神と3位・中日は11ゲーム差。一騎打ちの様相を呈するセ・リーグとあって、左腕は「いずれにしろ次が前半戦最後の登板だし、勝てばチームも勢いづくと思う」と必勝を誓った。

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2013年7月9日のニュース