高木監督、5発に高笑い「ホームランチームに変わったんか」

[ 2013年6月29日 17:51 ]

8回を1失点で4勝目を挙げた中日・大野

セ・リーグ 中日6―1DeNA

(6月29日 横浜)
 8回5安打1失点で今季4勝目を挙げた中日・大野は完投勝利を逃したことに「まだまだ力がないということ」と静かに振り返った。

 初回に1点を先制してもらいながら、その裏、2四球を与え犠飛で1―1の同点に追いつかれた。その場面を「自分で招いたピンチで情けないが、あそこで1点で切り抜けたことがこの結果に結びついたと思う」と振り返った大野は、8回に1死一、三塁と再びピンチを迎えた際には捕手の谷繁から「ここでしっかり抑えたらまた一つ上にいける」と励まされたことを告白。ベテランのゲキに応え、主砲ブランコを148キロの直球で三振に仕留めた。「あそこで三振を取れたことは成長したと思う」と手応えを得た様子だ。

 前日は山井のノーヒットノーランに沸き、この日は5発攻勢と大野の好投。高木監督は「ホームランチームにでも変わったんか」とご機嫌。「ベンチのムードも良くなってきた。ちょっと楽しみになってきたね」と語っていた。

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