1イニング2被弾…岩隈 8回4失点で8勝目ならず

[ 2013年6月29日 14:30 ]

カブス戦の2回、先制を許し厳しい表情のマリナーズ・岩隈

交流戦 マリナーズ5―4カブス

(6月29日 シアトル)
 マリナーズの岩隈は28日(日本時間29日)、シアトルでのカブス戦に先発したが、1イニングに2本の本塁打を浴びるなど8回4失点で途中降板し、今季8勝目はならなかった。チームは延長戦の末、5―4でサヨナラ勝ち。

 岩隈は初回を3者凡退に抑え、上々の立ち上がり。だが、最初の山場は2回にやって来た。先頭のソリアーノに中前打されると、1死後、スウィーニーに右翼線三塁打を打たれ、まず1失点。さらに外野からの中継ミス(記録は二塁手・フランクリンの失策)で打者走者のスウィーニーにも一気に本塁生還を許し、結局この回2点を失った。

 その後はほとんど走者を出さず、凡打の山を築いていった岩隈だったが、7回にまさかの1イニング2アーチを被弾。先頭・ソリアーノに左越え8号ソロを浴びると、2死後、ナバロにも中越えに8号ソロを浴びた。

 岩隈は8回を3者凡退に抑えたが、ここで降板。投球内容は8回で90球を投げ、2本塁打を含む6安打4失点、三振は5個奪ったが、四死球はなし。8勝目は逃したが、マリナーズが8回に4―4の同点に追いつき、黒星もつかなかった。

 試合は4―4で延長戦に突入したが、10回裏、マリナーズは1死満塁からズィニーノが中前に適時打を放ち、サヨナラ勝ちを収めた。

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2013年6月29日のニュース