中畑監督　２年連続の屈辱「中途半端な野球　責任は私」

＜Ｄ・中＞ベンチで厳しい表情の（後方左から）ＤｅＮＡ・高木打撃コーチ、中畑監督、友利投手コーチ
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セ・リーグ ＤｅＮＡ０―９中日

（6月28日 横浜）
　山井の前に無安打無得点。昨年４月６日（横浜）に広島・前田健にノーヒットノーランを食らったのに続き、２年連続で快挙を許したＤｅＮＡ・中畑監督は「連続ですね」と自嘲（ちょう）気味に口を開いた。そして、その怒りの矛先は打線よりも先発投手の井納に向けられた。

　「大味な雰囲気で集中力を欠くことに…立ち上がりの失点の仕方が（ノーヒットに終わった）一番の要因」。初回にいきなり７安打を浴び７失点。攻撃をする前に勝負がほぼ決まった。

　「詰めが甘い、そんな球が１イニングに何球あったか。プロのレベルではない」とルーキー右腕を酷評。「中途半端な野球…責任は私。ふがいない試合をしてすいません」。陽気な指揮官もただ、謝るしかなかった。