「僕が決めるという思いは当たり前」サヨナラ欲あった

[ 2013年6月27日 06:00 ]

<ヤンキース・レンジャース>9回2死、右越にサヨナラ本塁打を放つイチロー

ア・リーグ ヤンキース4―3レンジャーズ

(6月25日 ニューヨーク)
 【イチロー一問一答】
 ――ガードナーが盗塁死。さらに2ストライクと追い込まれたが。

 「すっきりはしていないですよ。そりゃ、ヒットの方が確率的には(サヨナラの可能性が)上がるわけですから」

 ――4球目は真ん中だったが、もらったという感覚は。

 「ないないない。だって(相手の)情報ないもん。変化球だってあるし。目をつむって打ってはいないけど、それに近い。思い切り来た球をガン、という深みのない打席だよね」

 ――自分で決めてやろうという欲は。

 「最後、ランナーが二塁までいったら、自分で決める。当然のこと。後ろはカノだし僕で必ず勝負してくるから。僕が決めるという思いは当たり前だよね」

 ――サヨナラは選手によってはテンションが上がるが、冷静だった。

 「あの1本でワールドシリーズに行けるとなったら分からないよ、想像でしかないですけど。でも、ないだろうね。それが僕なんじゃないの」

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2013年6月27日のニュース