黒田　“日韓対決”制し１カ月ぶり７勝目　イチロー３号弾３安打３打点

７勝目を挙げたヤンキース・黒田

インターリーグ ヤンキース６―４ドジャース

（6月19日 ニューヨーク）
　ヤンキースの黒田は１９日、ニューヨークでのドジャース戦ダブルヘッダー第１試合に先発、６回２／３を投げ、８安打２三振１四球２失点で、５月１７日のブルージェイズ戦以来、約１カ月ぶりの７勝目（５敗）を挙げた。

　イチローは「６番・右翼」で先発し、６回に今季３号となる右越えソロ本塁打を放つなど、４打数３安打、今季初の３打点と大暴れ。黒田の白星に大いに貢献した。

　今季からドジャース入りした韓国の柳賢振との“日韓対決”となった黒田。４回まで毎回走者を背負う投球だったが、ストライクを先行させ、打たせて取る丁寧な投球でしのいだ。７回に１死満塁のピンチを迎え、犠飛で１点を許し、さらに９番ヘアーストンの左前適時打で１点差とされ、１０７球を投げたところでマウンドを降りた。

　イチローは２回の第１打席に二塁内野安打で出塁。無死一、二塁と好機を広げると、７番オーバーベイの中越え２点二塁打で生還した。４回の２打席目は三邪飛に終わったが、６回には先頭打者で５月１０日のロイヤルズ戦以来のアーチをかけた。

　１点差に迫られたヤンキースは相手の守備の乱れから７回に１点を加え、さらに１死満塁でイチローに４度目の打席が巡り、左前２点適時打を放った。打率は２割７分４厘。