藤浪「力不足」実感 マー君との投げ合いでプロ2敗目

[ 2013年6月16日 16:34 ]

5回途中に追加点を許し降板した阪神先発の藤浪(右)

交流戦 阪神0―3楽天

(6月16日 Kスタ宮城)
 力の差を痛感させられた。楽天戦に先発した阪神のドラフト1位ルーキー藤浪は、先発した試合では最短となる4回1/3で降板。5安打3失点でプロ2敗目を喫した。

 楽天の先発は球界を代表するエース田中。世代こそ違うが、高校時代には藤浪と同じように甲子園を沸かせた右腕だ。田中について「尊敬する投手の一人だけど試合になれば関係ない。自分の投球をするだけ」と話していた藤浪だが、やはりプロで積んだ経験、実力は大きく違っていた。

 2回無死満塁を無失点で切り抜けた田中に対し、藤浪は3回2死走者なしから3連打を許して2失点。5回にも1死三塁から簡単に適時打を許した。大崩れしない部分は新人離れしているものの、この3試合は相手に先手を許す形で白星から見放されている。

 藤浪は「力不足です」と素直に認め、「次回へ向けて、しっかりと修正していきたいと思います」と前を向いた。

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