第3回ジョージア魂賞 楽天ファンも魅了した中田1試合3本塁打

[ 2013年6月16日 06:00 ]

表彰式に参加した(左2人目から)北海道コカ・コーラボトリングの矢吹健次代表取締役社長、日本ハム・中田、山田久志氏、近江谷学さん

 チームのためにもっとも貢献した魂あふれるプレーに贈られる「第3回ジョージア魂賞」の表彰式が15日、札幌ドームで行われた。受賞者は日本ハム・中田翔内野手(24)。中田には北海道コカ・コーラボトリング株式会社の矢吹健次代表取締役社長からジョージア製品1年分(12ダース)と賞金30万円が贈られた。

 中田の受賞対象プレーは5月3日、楽天戦(Kスタ宮城)で自身初の1試合3本塁打を記録した一戦。初回の3ランをはじめ、3、7回にもソロアーチをマークするなど5打数4安打5打点。統一球導入後、日本人打者としては初となる1試合3発というインパクトある活躍で、13―1の勝利に貢献した。9回の最終打席では敵地にもかかわらず、4本目を期待するファンから大きな拍手が起こったことに中田自身も「イーグルスファンの皆さんからもう一本を期待する声援を頂いたことは忘れません」と振り返る。「翔なら当然のこと」と栗山監督が望む4番像はさらなる高みにあるが、中田も「今回の受賞を励みに、さらに自分自身を高めていけるよう努力を重ねていきたい」と話した。

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2013年6月16日のニュース