阿部Ｖ弾！巨人４連勝で堅首　菅野は１カ月ぶりの６勝目

＜巨・楽＞６回１死本塁打を打った阿部は菅野（左）の出迎えを受ける

交流戦 巨人５―３楽天

（6月8日 東京Ｄ）
　巨人は８日、東京ドームで楽天と対戦し、阿部が勝ち越し本塁打を放ち今季４度目の４連勝。がっちりリーグ首位をキープした。先発の菅野はハーラートップの６勝目。６回１／３、６安打、３失点で５月１１日以来の白星を挙げた。

　３回、巨人はこの日８番に入った長野が中前打で出塁。菅野が送った２死二塁で亀井が左前適時打を放ち、長野が本塁で捕手・嶋のタッチをかわし先制。

　４回にも左前打のロペスを塁に置き、ボウカーがバックスクリーンへ４月１７日以来となる７号２ランを放ち２点を加えた。追いつかれた６回には１死から阿部が右翼へ２試合連続本塁打となる１６号ソロを放ち勝ち越した。さらに８回にも阿部が右前打、ロペスが死球の１死一、二塁で代打・小笠原が右前適時打を放ち加点した。

　楽天も５回、嶋、鉄平の連打などで２死満塁とし、聖沢が左中間に打ち上げた打球がポテンヒットとなり、３人が還って追いついたが、粘れなかった。先発の永井は４回、５安打３失点で３敗目。この日１軍登録されたばかりの斎藤は７回から登板、長野に安打を打たれたが、無失点投球を見せた。