阪神 3連勝で今季最多の貯金11!巨人ナイターで●なら再奪首

[ 2013年6月8日 17:00 ]

<神・ロ>4回無死一塁、新井貴は中越えに逆転2ランを放ち、通算1000打点を達成

交流戦 阪神3-1ロッテ

(6月8日 甲子園)
 阪神・能見がロッテ・成瀬との左腕エース対決を制し、2試合連続完投勝ち。同僚のメッセンジャーに並ぶリーグトップタイの6勝目を挙げた。チームは3連勝で、今季最多の貯金11とした。巨人がナイターの楽天戦(東京D)で敗れれば、今月2日以来6日ぶりの再奪首となる。

 能見は3回、根元に初球のストレートを“出合い頭”でバックスクリーンに運ばれ、先制。1992年の湯舟以来チーム21年ぶりになる2試合連続完封を逃した。

 さらに4回1死二、三塁のピンチを背負ったが、内野ゴロ2個で切り抜けると、6~9回は3者凡退と危なげない投球を披露。103球、3安打4奪三振1失点。リーグトップの4完投目となった。

 打線は4回、新井貴が中堅左へ逆転の8号2ラン。999打点で8試合打点なしと足踏みしていたが、プロ39人目の通算1000打点を達成した。6回は無安打で、藤井彰の併殺崩れの間に1点を加えた。

 ロッテは先発・成瀬が7回3失点と試合をつくったが、打線が淡白。6回、先頭からの連続四球。投前犠打を今江が捕球ミスし、無死満塁とし、無安打で加点されたのが痛かった。交流戦2年連続勝ち越しは持ち越しとなった。

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2013年6月8日のニュース