大谷 11打席ぶり安打も阿部弾に脱帽「凄いな、と」

[ 2013年6月7日 06:00 ]

<巨・日>8回2死二塁、二塁内野安打を放つ大谷

交流戦 日本ハム2-4巨人

(6月6日 東京D)
 前日に続いて頭上を越えていく決勝弾を、日本ハムの大谷はただ見つめるしかなかった。「難しいコースをあそこまで運べる。打球も切れないし凄いな、と」と、阿部の一撃に脱帽だった。

 8回、第4打席の二塁内野安打で11打席ぶりの安打を放ったが、「裏をかかれているという感じがしたけど、なんとかつないでいかないといけなかった」と反省しきり。投手として次回は17日以降に組み込まれる未消化分の広島戦(マツダ)で先発予定のため、11日のイースタン・リーグ巨人戦(鎌ケ谷)に調整登板するなど、二刀流調整は今後も続く。チームは今季ワーストタイの借金10となったが、栗山監督は「がむしゃらに向かっていく形をつくってくれればいい。この先必ず生きてくる」と18歳ルーキーの成長に期待した。

 ▼日本ハム・栗山監督 阿部勝負はベンチの指示だった。あそこで(チームを)逃げ切らせてやれないのはヘボ監督。

 ▼日本ハム・鶴岡(8回、阿部に逆転3ランを浴びた場面は)いろんな攻め方ができたが、最悪の結果になり申し訳ない。僕の考えが甘かった。

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2013年6月7日のニュース