Aロッド出場停止も…禁止薬物疑惑、米メディアはヤ軍“追放”の声

[ 2013年6月6日 06:00 ]

 マイアミのクリニックが複数の大リーグ選手に禁止薬物を提供したとされる問題で、大リーグ機構(MLB)がヤンキースのロドリゲスら関与のあった約20人に対し、出場停止処分を下す方向で検討していると、スポーツ専門局ESPN(電子版)が4日、伝えた。

 数週間以内にも処分が決定するという。大リーグ機構は同日、この問題に関する声明を出さなかった。

 問題はマイアミの地元紙が元従業員から資料を入手し、クリニックの代表者が09年以降、ヒト成長ホルモン(HGH)やステロイドを、有力選手を含む顧客に恒常的に提供していたと1月に報じて発覚。機構が調査に乗り出していた。ESPNでは2度目の違反者には100試合の出場停止処分もあるとしており、左股関節の故障で今季まだ出場のないロドリゲスについては「彼のヤンキースでのキャリアは終わった」などと報じた。

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2013年6月6日のニュース