青森の県立高校、練習中に打球直撃し野球部員重傷 

[ 2013年6月5日 12:57 ]

 4日午後6時40分ごろ、青森県鶴田町の県立鶴田高校の室内練習場で、打撃練習をしていた硬式野球部の男子部員が打った硬球が、投手の男子部員(17)の右頭部を直撃した。男子部員はヘルメットなど頭を守るものを身に着けていなかった。病院に搬送されたが、頭の骨を折る重傷。

 県警五所川原署によると、当時は部活動中で教諭2人の指導の下、練習場の三つの打席で打撃練習をしていた。投手の前にはそれぞれL字形の防球ネットが設置されていた。

 鶴田高校によると、負傷した男子部員はボールを拾おうと下を向いた時、ネットから頭がはみ出し、隣打席からの打球の直撃を受けた。同校は、打撃練習中はヘルメットをかぶるよう指導していたが、男子部員は暑くて脱いだようだと説明している。

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2013年6月5日のニュース