【試合経過】雨で開始遅れ、2度の中断、コールド…黒田が敗戦投手に

[ 2013年6月3日 13:15 ]

<ヤンキース・レッドソックス>5回、イグレシアス(上)に本塁打を浴びた黒田。6回途中3失点で負け投手に 

ア・リーグ ヤンキース0―3レッドソックス

(6月2日 ニューヨーク)
 米大リーグ、ヤンキースの黒田は2日(日本時間3日)、ニューヨークでのレッドソックス戦に今季7勝目をかけて先発。イチローは「7番・右翼」で出場した。

 試合開始が天候不良で約45分遅れとなったが、黒田はその影響を感じさせず、初回を3者凡退と上々の立ち上がり。

 2回は1死からナポリに左前打を許し、2死後、サルタラマッキアに右前打を許して一、三塁とされたが、イグレシアスを投ゴロに仕留め、無失点で切り抜けた。その裏、イチローはチーム初ヒットとなる二塁内野安打で出塁したが、得点には結びつかず。

 3回、黒田はレッドソックス打線を3者凡退でピシャリ。その裏、ヤンキースも無得点で、投手戦が続く。

 4回、黒田は先頭から連打され、無死一、三塁とされ、ナポリの遊ゴロでレッドソックスに先制を許すも後続は2者連続三振で打ち取り、1失点どまり。その裏、ヤンキースは無得点。

 5回、黒田は先頭・イグレシアスに初球を左越えにソロ本塁打され、追加点を許す。その裏、イチローは1死走者なしから打席に入ったが、初球を一塁ゴロ。ヤンキースは3者凡退で無得点が続く。

 6回、黒田は先頭・オルティスに右越えソロを被弾。さらに1死一塁で打席に7番・サルタラマッキアを迎えるというところで雨が激しくなり、37分間の中断。黒田は再びマウンドに上がることなく5回1/3を投げ、8安打5奪三振3失点で降板した。

 そして6回のレッドソックスの攻撃終了後、試合は再び降雨のため中断。結局、そのまま降雨コールドとなり、ヤンキースは0―3でレッドソックスに敗れた。黒田は今季4敗目。

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