イチロー 大敗の展開でも「チャンスがあれば、狙っている」

[ 2013年6月2日 13:24 ]

レッドソックス戦の4回、ナバの右中間に抜けそうな打球に、滑り込んで長打になるのを防ぐヤンキースのイチロー

ア・リーグ ヤンキース1―11レッドソックス

(6月1日 ニューヨーク)
 大敗したヤンキースの中で、イチローの全力プレーが目立った。4回は右中間に抜けそうな打球に滑り込んで長打になるのを防ぎ、7回は飛球を追ってファウルゾーンのフェンスによじ登った。

 プロ野球オリックスとマリナーズでチームの低迷期を経験しているイチローは「勝ち負けではないところでもお客さんが喜んでくれる。そういうことをたくさん経験している」と話した。

 打撃では2回に中前打を放ったが、上原と対戦した9回は空振り三振。「単純に他の打席と同じようにヒットを打ちに行っている」と淡々と振り返った。

 ▼イチローの話(大敗の展開での全力プレーは)というか、何でやらないの、と。これだけお客さんがいて、チャンスがあれば(好プレーを)狙っている。えらい喜んでくれるしね。(飛球を追い、ファウルゾーンのフェンスによじ登ったのは)スパイクを履いて練習していなかったのでチェックしたかった。(共同)

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2013年6月2日のニュース