イチロー24戦ぶり適時打 チーム連敗5で止めた

[ 2013年6月2日 06:00 ]

<ヤンキース・レッドソックス>2回2死一、三塁、左前適時安打を放つイチロー

ア・リーグ ヤンキース4―1レッドソックス

(5月31日 ニューヨーク)
 ヤンキースのイチローが、適時打を含む2安打1打点。チームは連敗を5でストップした。2回に1点を先制し、なおも1死一、三塁から左前打。追い込まれながらも「カットが目玉ですからね」と語る左腕レスターのカットボールをきれいに打ち返し、24試合75打席ぶりのタイムリーを放った。

 相手の決め球を仕留めたことで主導権を握った。「その後の打席に影響してくる。普通に頭を使う人がいるならば、そうなるでしょう」。7回1死には追い込まれた後にかわしにきたスライダーを鮮やかに右前打。後続の安打でダメ押しとなる4点目のホームを踏んだ。

 5月は苦しい月となったが、直近7試合は打率・375と調子は上向いている。首位攻防戦を制し、首位レ軍とは1ゲーム差。最後はイチローらしく「(盛り上がりは)言うまでもないです。(でも)周りが思うほどではない」とクールに語った。

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2013年6月2日のニュース