金子今季3度目完投負け またも無援に泣く

[ 2013年6月2日 06:00 ]

<オ・神>2失点完投も報われず、4敗目を喫した金子

交流戦 オリックス0-2阪神

(6月1日 京セラD)
 エース対決で、先に力尽きたのはオリックスの金子だった。7回、2死二、三塁から大和に高めに浮いたチェンジアップを狙われて左翼線二塁打。能見とは対照的に走者を出しながらも粘ったが、「(失投が)1球あったらダメ」と言い訳はしなかった。

 大和には適時打の前にも2本の二塁打を放たれていた。「どの打者でも特別な意識はしなかった」と金子は言うが、森脇監督は「取れるアウトを取れないから、大和に必然的に回ってくる」と、失策や糸井の判断ミスなどで安打になった場面を敗因に挙げた。金子は今季4度目の完投ながら3つが黒星で、またもエースを援護できなかった。

 チームは勝率5割復帰へ3度目の挑戦も失敗。7試合連続2桁安打中の打線が、3回の後藤の左前打1本に抑えられた。あわやノーヒットノーランという今季2度目の完封負け。指揮官は「ため息が出ますね」とこぼした。

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2013年6月2日のニュース