ホールトン4回途中で降板…巨人の先発陣 また白星つかず

[ 2013年5月31日 19:44 ]

<ロ・巨>4回途中4失点で交代となったホールトン

交流戦 巨人3―4ロッテ

(5月31日 QVC)
 セ・リーグ首位の巨人だが、交流戦に入ってからはここまで5勝6敗1分けと苦戦が続いている。何といっても、17日の西武戦でホールトンが勝利投手になって以来、先発投手に勝ちがついていないところに、苦戦ぶりがうかがえる。

 この日の先発・ホールトンは、前回登板の23日、楽天戦ではリードしている5回途中に3失点で交代させられただけに、巻き返しを期したいところだったが、この日もピリっとしない。初回に先頭の根元の四球を出し、井口には左翼に先制の2ランを打たれた。その後も毎回ランナーを出し、4回には鈴木に右翼中段へ2ランを打たれ4失点。続く河本に中前打、さらに根元の三ゴロを村田が後逸し2死一、二塁となったところで降板。「積極的に振ってくる打線に、自分の失投を逃さずに打たれてしまった。先発の仕事ができずに申し訳ない」と肩を落とした。

 川口投手コーチは「ブルペンでは調子は悪くなかったが、立ち上がりに失点してしまった。縦の変化が少ない投手だが、高低を広く使って粘り強く投げてほしい」と語ったが、今季最短のの3回2/3、70球、6安打4失点と粘れず。巨人の先発投手に白星がつかない試合は、これで10試合に伸び、巨人も3連覇を喫してしまった。

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2013年5月31日のニュース