球児 来季復帰時期が契約にも影響「今より強い状態で帰ってきたい」

[ 2013年5月31日 06:00 ]

今季絶望となり、記者会見に臨むカブスの藤川

 カブスの藤川球児投手(32)が29日(日本時間30日)、右肘の内側側副じん帯の修復手術を受けることになり、「初めての大きな故障だが、前向きに捉えて今より強い状態で帰ってきたい」と覚悟を語った。

 復帰までは1年以上かかり、早くても来年6月以降。藤川は2年契約で、来季に一定の登板数などを達成すれば、3年目が自動的に更新されるが、条件クリアは容易ではない。それでも「長く苦しいリハビリになるかもしれないけど、今まで以上にいいパフォーマンスが出せる可能性がある。その時を楽しみに頑張りたい」と話した。

 今季は12試合で1勝1敗2セーブ、防御率5・25。滑りやすいメジャーの公式球が肘に負担を加えた可能性もあるが「消耗品だからしようがない。この競技をやっている以上考えられること」と冷静に受け止めた。

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2013年5月31日のニュース