大谷 投手デビュー!初登板初勝利ならず 最速157キロ 5回2失点で交代

[ 2013年5月23日 19:43 ]

<日・ヤ>力投する大谷

交流戦 日本ハム―ヤクルト

(5月23日 札幌D)
 日本ハムの二刀流ルーキー・大谷翔平投手(18)は23日、札幌ドームのヤクルト2回戦に先発し、投手として1軍デビューを果たした。

 大谷は5回86球で交代。毎回の6安打を浴びたが2失点にまとめたが、1点ビハインドで降板したことで、初登板初勝利はならなかった。

 初回、先頭打者のミレッジに対して、152キロのストレートを投げ込み、判定はボール。1ボール1ストライクからの3球目を打ったミレッジは当たり損ねの投ゴロだったが、これが内野安打となり出塁。さらに盗塁を決め、無死二塁となった。

 続く上田は捕犠で1死三塁。3番岩村への初球は154キロの真っすぐで空振りを奪い、2球目は156キロで再度空振り、1ボール2ストライクからニゴロに打ち取った。直後に三走のミレッジは本塁へ突入したが、タッチアウトで初回は無得点に抑えた。

 2回は先頭の4番バレンティンをスライダーで3球三振に仕留め、5番畠山は中飛、6番宮本は遊ゴロ内野安打で2死一塁。7番森岡にはストレートの四球を許し、8番中村は左中間を破る2点三塁打を浴び2点を失った。9番川島は中飛で終わった。

 3回、先頭のミレッジを二飛、上田はニゴロ、岩村はに右中間二塁打を打たれたがバレンティンには、この日最速の157キロを投げ込むなどして、空振り三振に仕留めた。

 4回、畠山を二飛、宮本は遊ゴロに打ち取ったが、森岡には右前打。続く中村は四球と走者をためたが、川島が一邪飛で無得点で終えた。

 5回、ミレッジに左前打を許し無死一塁。上田は右飛、3番岩村の時にミレッジがこの日2つ目の盗塁を成功させ、1死二塁に。岩村を四球で歩かせたが、バレンティンは遊直併殺打で無得点。

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