浦学 3年ぶり春の関東王者、センバツから公式戦14連勝

[ 2013年5月23日 06:00 ]

優勝し喜びを爆発させる浦和学院ナイン

春季高校野球関東大会決勝 浦和学院4―1前橋育英

(5月22日 宇都宮清原)
 第65回春季高校野球関東大会は22日、栃木県の宇都宮清原球場で決勝が行われた。今春センバツ優勝校の浦和学院(埼玉)が4―1で前橋育英(群馬)を下し、3年ぶり4度目の優勝。センバツから続く公式戦の連勝を14に伸ばした。

 今大会から主将に復帰した浦和学院の4番・高田の一振りが勝負を決めた。1点を返された直後、3―1で迎えた8回だ。2死三塁から左越えに適時二塁打を放った。

 「1点取られてしまったので取り返す気持ちで打席に立った」

 新チームでは主将を任されたが、昨秋の明治神宮大会の準々決勝敗退後に主将交代を告げられた。「悔しかった」と振り返る。しかしセンバツでは大会タイ記録となる3試合連続本塁打を放つなどけん引。森士(おさむ)監督から「リーダーシップが徐々に出てきた」と再び主将を託された。

 今大会も本塁打こそなかったが、4試合で14打数5安打、打率・357。センバツから公式戦14連勝となったが、高田は「目標は夏。振る力と精神力を磨きます」と表情を引き締めた。

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2013年5月23日のニュース