中日 吉見が3度目の右肘手術 今季復帰は絶望的

[ 2013年5月21日 18:10 ]

7日のヤクルト戦で5回途中降板する吉見(左)

 中日の吉見一起投手(28)が右肘の手術を受けることを決断した。21日に球団が発表したもので、右肘は3度目の手術となる。今季中の復帰は絶望的とみられ、借金をかかえる中日にとっては大きな痛手だ。

 手術は6月4日に行う予定。

 吉見は7日のヤクルト戦(神宮)中に右肘に異変を訴え、緊急降板。8日に名古屋市内の病院で精密検査を受けた。詳細は不明ながら「肘の内側の方に異常がある。筋肉の付着部に異常があるようだ」と永田トレーナーは話していた。

 吉見は過去2度、右肘にメスを入れ、昨年9月にも肘頭骨棘(こっきょく)を骨折していた。今季は開幕時から違和感を訴えており、6試合で1勝4敗、防御率4・71と黒星が先行していた。

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2013年5月21日のニュース