高木監督 勝てないイライラ「何でオレのかかとを踏むんだ!」

[ 2013年5月21日 06:00 ]

<ソ・中>大量失点にベンチで渋い表情の中日・高木監督(左)

交流戦 中日4-10ソフトバンク

(5月20日 ヤフオクD)
 年に1度の博多遠征は屈辱を受けて終えた。中日・高木監督は帰りのバスに向かう途中、後方から足を踏んだ報道陣に「何で、オレのかかとを踏むんだ!」と一喝。連夜の2桁失点、そしてヤフオクドーム13連敗にいら立ちは隠せなかった。

 早々と試合は壊れた。先発のカブレラが初回に先制2ランを被弾するなど、3回10安打10失点。序盤で大差が付くと3回裏の守備から谷繁、井端を、6点差とした4回裏からは和田、ルナ、荒木を若手に交代。指揮官は「私の考え」としたが、早すぎる感のある“店じまい”だった。

 4回1死満塁、和田が左翼席に自身8本目のグランドスラム。40歳11カ月での満塁弾は92年の落合博満(中日前監督)を上回る球団最年長記録となった。大敗で、見せ場はベテランの一振りだけだった。

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2013年5月21日のニュース