巨人 前回の「右ゴロ」は呂明賜 広島・北別府を仕留める

[ 2013年5月16日 11:28 ]

<巨・ロ>2回2死満塁、グライシンガーをライトゴロに仕留める長野
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交流戦 巨人5-4ロッテ

(5月15日 東京D)
 巨人が2回の守備で、チーム25年ぶりとなる「右ゴロ」を完成させた。0―0の2死満塁、グライシンガーの強烈な当たりが一、二塁間を破ったが、前進守備を敷いていた右翼の長野は猛チャージ。捕球すると、内野手のような小さなモーションであえて一塁へワンバウンド送球し、先制点を防いだ。

 巨人の前回の「右ゴロ」は、88年8月16日の広島戦(東京ドーム)で、呂明賜(ロ・メイシ)が完成させた。1―1の同点で迎えた9回表1死一塁で9番北別府の打球はライト前に。これを呂明賜が素早く一塁手の中畑に送球しアウトにした。巨人はその裏1死満塁のチャンスで、駒田が救援の津田から押し出し四球を選び、サヨナラ勝ちした。

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2013年5月16日のニュース