“１人旅”大谷　通勤サラリーマンに「全然バレませんでした」

ブルペンで投げ込む日本ハム・大谷

　日本ハムの二刀流ルーキー・大谷が１６日のイースタン・リーグの西武戦（鎌ケ谷）で先発する。

　この日はチームを離れ、プロ入り後初の１人移動を経験。朝７時すぎに名古屋市内の宿舎を出発し、新幹線とタクシーを乗り継いで午前１１時すぎに鎌ケ谷へ。東京駅では通勤するサラリーマンに交じってタクシー乗り場に並び「変装はしなかったけど、全然バレませんでした」と笑った。

　午後からブルペン入りし２５球を投げた。５回約９０球がメドで「あすの球数が一つのベースとなる。そのベースまでいけば何でもできると思う」と栗山監督。交流戦中の１軍初登板に向け、大谷は「長い回を投げてゼロで抑えたい」と抱負を語った。