ラフプレー問題 ヤクルトが検証提案「しようがないではなく…」

[ 2013年5月14日 06:27 ]

12日の試合で阪神・マートン(上)と激しくぶつかるヤクルトの捕手・田中雅

12球団実行委員会

 ヤクルトの新純生専務が、12日阪神戦(松山)で捕手の田中雅がマートンのタックルで左鎖骨を骨折した件を受け、ラフプレーに関して検証することをセ・リーグの理事会で提案した。

 「プロ野球だからしようがないとして終わるのではなく問題として提起した。(プレーの)線引きは難しいが、NPB事務局で過去のプレーも調査しながら検証した方がいいのでは」とし、セ5球団からは了承を得た。今後はパ・リーグも含め、12球団で検証していく。

 ◆実行委、その他の審議事項 (1)侍ジャパンの事業部をNPB内に設置することを機構理事会で承認(2)巨人が来季の開幕戦の米国開催を検討していることを実行委員会で報告(3)事業委員会からロゴ作製など、来年の80周年記念事業の報告(4)球宴、復興事業などの実施を承認(5)環境省による「クールシェア運動」の普及へNPBが協力することを了承。球場で流すビデオの作製など。

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2013年5月14日のニュース