中畑監督 「一人必殺」の継投はまらず逆転負け「非常に悔しい」

[ 2013年5月11日 22:03 ]

<D・巨>6回2死一、三塁、ロペス(後方)に3ランを浴びる加賀

セ・リーグ DeNA4―5巨人

(5月11日 新潟)
 奇跡の逆転サヨナラを演じた横浜でから、興奮状態で新潟に乗り込んだDeNA・中畑監督だが、第2ラウンドは「非常に悔しい」逆転負けとなった。

 ポイントは2点リードの6回。2死一、三塁、打者ロペスの場面で先発の藤井を加賀にスイッチした。右打者と左投手の対戦とはいえ、藤井に攻略に苦労していた巨人にとっては気分が変わった。2ボールからロペスはスライダーを左翼に運び逆転3ラン。その裏、多村の2試合連続となる2点本塁打で再度逆転したが、もつれた展開の中で藤江は巨人の勢いを止められず、再度試合をひっくり返された。

 「一人必殺のはずがはまらなかった。あのイニング(6回)だけ」と、勝てる試合を落とした中畑監督は唇をかんだが、打線はこの日も11安打を放ち好調をキープ。12日に勝てば5割で交流戦に臨めるだけに「全力でぶつかる」と前を向いた。

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2013年5月11日のニュース