上原 中軸3者連続三振斬り 147キロ直球キレキレ

[ 2013年5月11日 06:00 ]

<レッドソックス・ツインズ>8回に登板して3者三振に仕留め、ガッツポーズするレッドソックス・上原

ア・リーグ レッドソックス3―5ツインズ

(5月9日 ボストン)
 レッドソックスの上原が、中軸から3者連続で空振り三振を奪う快投を見せた。3―5の8回に登板。3番ウィリンハムをフォーク、4番モーノーは低めの直球で仕留めると、5番プルーフは直球3球だけで料理した。

 集中力を切らさなかった。4日のレンジャーズ戦では1―3の8回に登板して2失点。「前回、こういうビハインドの場面で投げて打たれていた。2点差くらいまでは(出番が)ある、という気持ちでいたのが良かった」と話した。直球の最速は91マイル(約147キロ)でも切れがあり、5度の空振りのうち、3度が直球だった。

 だが気迫の投球も実らずチームは今季初の首位陥落。最近7戦で1勝6敗。故障者が相次ぐ救援陣はフル稼働中。上原は「みんな疲れているが言い訳にしかならない」と次戦へ目を向けた。

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2013年5月11日のニュース