イチロー 初のダブルスイッチ チームは今季初の単独首位浮上

[ 2013年5月11日 06:00 ]

<ロッキーズ・ヤンキース>7回の守備の途中で交代し、ベンチでジラルディ監督(左)と話すヤンキースのイチロー

インターリーグ ヤンキース3―1ロッキーズ

(5月9日 デンバー)
 ヤンキースのイチローが交流戦で、自身初の「ダブルスイッチ」を経験した。

 投手と野手を同時に代えて打順を入れ替える、DH制のないナ・リーグ特有の戦術。6回の守備中、5番・右翼のフランシスコに代えて左腕ローガンを投入する際に9番・右翼として出場し、7回途中には右腕ロバートソンが9番に、ボーシュが5番・右翼に入った。イチローは交代の際に一瞬、戸惑いの表情。ジョー・ジラルディ監督は「ちょっと混乱していたようだ。もっとプレーしたかったのだろう」と話した。イチローは1打数無安打に終わったが、チームは必死の選手起用が実を結び、今季初の単独首位に立った。

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2013年5月11日のニュース