「応急処置」森野二塁起用も…中日、11年ぶり借金7

[ 2013年5月5日 20:17 ]

セ・リーグ 中日4―9DeNA

(5月5日 ナゴヤD)
 中日は終盤に逆転を許してあっけなく敗れた。これで13勝20敗となり、借金は2002年8月以来、11年ぶりに7まで膨らんだ。高木監督は「よう打たれる」と力なく振り返るのが精いっぱいだった。

 荒木を右翼に回し、森野を二塁で先発起用した。指揮官が「チームが重傷だから応急処置」と表現した苦肉の策がはまり、5回には森野の適時二塁打など5安打を集めて一度は試合をひっくり返した。だが、8回に中田賢がつかまった。

 中継ぎ強化のため、先発から異動させた右腕がいきなりの救援失敗。最下位で苦しむ高木竜。首位巨人との差は10・5ゲームに広がった。

続きを表示

2013年5月5日のニュース