日本ハム・中田 初の1試合3発「点はいくらあってもいい」

[ 2013年5月3日 16:44 ]

<楽・日>1回1死一、三塁から中田は左越えに先制3ラン

パ・リーグ 日本ハム13―1楽天

(5月3日 Kスタ宮城)
 日本ハムは4番・中田が自身初の1試合3本塁打と大暴れ。4安打5打点の活躍でチームを勝利に導いた。

 1回1死一、三塁、カウント1―1から楽天先発・美馬の直球を捉え、左翼席へ飛び込む先制の6号3ラン。4月20日の西武戦以来、10試合ぶりとなる一発を「感触はそれほど良くもなかったですし、風ですね」と会心の一発ではなかったいい、「相手をリズムに乗せてしまわないよう、次につなぐことだけを意識していきました」と振り返った。

 3回には再び美馬からバックスクリーン左へ7号ソロ。中田は2打席連発に「今度は完璧」と手放しで喜び、「決して狙うわけでもなく、次につなげる打撃を心掛けているだけです」と謙虚だった。

 中田は5回の右前打をはさんで、7回にも左翼席へ8号ソロ。3発5打点の活躍に「点はいくらあってもいい、それだけですね」と話した。

 9回の第5打席には、プロ野球記録に並ぶ1試合4本塁打を期待する敵地のファンから拍手を浴びる場面も。中田はさすがに「びっくりした」と言い、空振り三振に終わったことには「絶対打ちたかったけど…すいませんでした」と笑った。

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