ルナ 球団3位タイ月間40安打!守道竜はG戦初勝利

[ 2013年4月30日 06:00 ]

<中・巨>2回、中日・ルナは適時中前打を放つ

セ・リーグ 中日11-4巨人

(4月29日 ナゴヤD)
 中日は初回に4点を奪われながら、終わってみれば15安打11得点の猛攻で巨人戦今季初勝利を挙げた。

 就任後初めて3点差以上を逆転し、最下位を脱出した中日の高木監督は「こんな逆転勝ちをするんだもんな。すぐに点を返したし」と驚きを隠せない様子だった。

 大島、井端の1、2番コンビが3安打。谷繁も2安打で2000安打まで残り5本としたが、何より光ったのが4番のルナ。3―4の2回1死一、三塁では初球の直球を捉え中前に同点適時打。「相手は裏をかいたつもりだろうけど、僕はその裏をかいた。自分の仕事ができた」。5―4の6回1死満塁でもカウント2ボールから右中間に走者一掃の三塁打を放ち「必ずストライクを投げてくると思った」と読み勝ちを強調した。7回の第5打席も左越え二塁打を放ち、3安打4打点。球団史上3位タイとなる月間40安打に到達した。「それは知らなかったけど、とても光栄だね」。打率を・400に伸ばし、首位打者を独走するルナは、30日に高木監督らが持つ球団記録の月間42安打に挑戦する。

 ≪球団記録にあと2安打≫ルナ(中)が3安打を放ち、4月の安打数が40本に到達。月間最多安打の球団記録は、54年8月西沢道夫、64年8月高木守道の42安打で、あと2本に迫った。また、複数安打も今月15度目で、田尾(中)ら4人が持つセ月間最多16度に王手。30日、2つの記録に挑戦する。

 ▼中日・中田賢(初回に4失点も2回以降は立ち直り、8回9安打4失点で今季初勝利)味方がポンポンと点を取ってくれたので、粘っていくしかないと切り替えた。

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2013年4月30日のニュース