明大・山崎　３連投！７回１失点、打っては２点二塁打

東京六大学野球第３週第３日 明大９―１早大

（4月29日 神宮）
　３回戦１試合が行われ、明大が１３安打の猛攻で早大を９―１で下し、１勝１敗１分けのタイに持ち込んだ。１回戦から３連投した先発の山崎福也（さちや）投手（３年）が、７回６安打１失点と好投。５回には自ら右中間に２点適時二塁打を放つなど投打で貢献した。また今秋ドラフト候補で、二刀流としても注目される岡大海（ひろみ）投手（４年）が、８回に今季１号２ランを放った。

　３連投の明大・山崎が７回１失点と、粘りの投球でリーグトップの３勝目を挙げた。１回戦では２回１／３で５安打５失点ＫＯされたが「負けたくない気持ちが強かった。もうあんな試合はできないので自分にプレッシャーをかけた」とエースとしての意地を見せた。３―１の５回には２死一、二塁から右中間に適時二塁打を放ち２点を追加。普段は打者と同じ練習メニューをこなしており今季は１１打数５安打、打率・４５５と好調だ。１メートル８７の長身左腕は「投手ではないときは、代打で出たい」と二刀流への色気ものぞかせた。善波達也監督は「試合をつくってくれて、いいところで打ってくれた」と投打両面で称えた。