楽天先発の菊池 1死も取れず5失点KO 星野監督は諦め顔

[ 2013年4月30日 06:00 ]

<西・楽>初回、1死も取れず降板。ベンチでがっくりする楽天先発・菊池

パ・リーグ 楽天4―8西武

(4月28日 西武D)
 楽天の菊池が0/3回を3安打3四球で5失点KO。打者6人に27球を投げて、1死も取ることができなかった。自身4連敗となり「いつもこういう形で試合を壊してしまって…」とうなだれた。

 初回、先頭・金子にストレートの四球。すぐさま内野陣がマウンドに集まり、松井から「もっと腕を振れ!」と声を掛けられた。しかし「腕を振ろうと思ったけど縮こまってしまって…。ストライクが入らなかった」。先発して1死も取れずに降板するのは、楽天では05年6月1日横浜戦(横浜)での山村(5安打4本塁打5失点)以来8年ぶりとなった。開幕から4度の先発機会を与えた星野監督は諦め顔で「(菊池に)チャンス?もうないね」と話した。先発の駒不足は深刻だが、6年目右腕は2軍での再調整が濃厚だ。

 ▼楽天・マギー(5号ソロを含む2安打2打点でリーグトップの打率・404)本塁打はしっかり打てたと思う。菊池には「全力で投げろ」と言った。

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2013年4月30日のニュース