DeNA 初回の先頭打者で見えた大敗 中畑監督「闘争心に水を差した」

[ 2013年4月29日 17:49 ]

2回2死 土屋は、バレンティン(右奥)に左越え本塁打を打たれる 

セ・リ―グ DeNA3―12ヤクルト

(4月29日 横浜)
 試合の流れは先頭打者への4球で決まった。DeNAはプロ5年目で初先発の土屋を立てたが、初回にヤクルト・比屋根にストレートの四球。「闘争心に水を差した」と中畑監督が指摘したように、リズムに乗れなかったチームは、ワンサイドゲームで大敗。バレンティンの2本の場外弾を含む3本塁打をぼう然と見送るしかなかった一塁側ベンチだった。

 これで3カード続けて2ケタ失点。「ファンにも笑われてしまうような」(中畑監督)失態となった。期待のソトが2軍落ち、期待して送った土屋も厳しすぎる内容と、打線は好調なだけに、投手陣がそろってこないDeNAは、これで借金5。「また明日頑張る」と前を向いた指揮官だが、有効な打開策は見いだせていない。

 ▽DeNA・友利投手コーチ(投手陣の乱調に)「ゴールデンウイーク早々にこんな試合を見せつけて申し訳ない」

 ▽土屋(先発の役目を果たせず2軍落ちが決まり)「先頭に四球を出した時点で自分の負け」

 ▽ブランコ(八回に14号2ラン。4月の13本は月間本塁打のチーム最多タイ)「一生懸命戦うだけ。いいスタートを切れた」

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2013年4月29日のニュース