大谷 最短5・1から1軍復帰 2軍で実戦復帰「全力で走れた」

[ 2013年4月29日 06:00 ]

<イースタン 日・D>6回2死一、二塁、岩舘の二飛の間に日本ハムの二塁走者・大谷(中央)は三塁へ向かって全力疾走

イースタン・リーグ 日本ハム0―3DeNA

(4月28日 鎌ケ谷)
 右足首捻挫で離脱中の日本ハム・大谷がイースタン・リーグ、DeNA戦(鎌ケ谷)に「3番・DH」で実戦復帰した。

 負傷した13日のオリックス戦(ほっと神戸)以来の試合はフル出場で4打数無安打。それでも4つの内野ゴロで一塁へ全力疾走し、患部の不安を完全に払しょくした。

 「全力で走れたのは良かった。今の段階で足は痛くない。ただ打撃は久々だったし微妙なズレがあった」

 1軍で結果を残している大谷にとって、右足首に不安を感じることなく全力でプレーできるかが重要だった。試合前は負傷後初めて守備練習も行った。1軍復帰への第一関門をクリアし、29日の同カードは「3番・右翼」で守備にも就く。30日はブルペン投球を行った後、試合はDHで出場する予定だ。

 報告を受けた栗山監督は「内容より全力で打って走るができればいい」とし、野手での1軍復帰について「全ては次のブルペン次第」と強調。問題なければ、最短で5月1日の楽天戦(Kスタ宮城)から1軍復帰する可能性も出てきた。

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2013年4月29日のニュース