岸　自己ワースト８失点　渡辺監督「何回も見た光景」

＜西・楽＞４回２死満塁、森山に２点適時打を浴び、がっくりする西武・岸

パ・リーグ 西武２―９楽天

（4月27日 西武Ｄ）
　西武先発の岸が３回２／３で自己ワーストタイの８失点でＫＯ。「情けない。（本塁打も）僕の中に余裕があれば防げた」と話した開幕投手は早くも４敗目を喫した。

　２回に嶋に３ランを浴び、４回には２死二、三塁から嶋を敬遠した後、森山に初球のカーブを中前打、さらに松井にも初球の速球を右越え３ランと、注意力も欠いた。渡辺監督も「もう１回は見るが、岸と銀（炭谷）で手痛い一発は去年から何回も見た光景」と渋面をつくった。

　▼西武・秋山（４号ソロを放つも守備で２失策）１試合で２つのエラーは駄目。本塁打を（記録から）消してもいいから、失策を消したい。