竜最下位脱出 カブレラ連勝、ルナ3打点!開幕12試合連続安打

[ 2013年4月11日 21:46 ]

3回、2ランを放ち、ナインとタッチする中日・ルナ

セ・リーグ 中日4―1ヤクルト

(4月11日 ナゴヤD)
 中日は新加入の2人のドミニカンが投打にわたる活躍を見せ、ヤクルトに勝ち越した。先発のカブレラは制球よく7回を5安打1四球の無失点、連打は5回に浴びた1回だけだった。2メートル03の長身から繰り出される角度のあるボールにヤクルト打線は手を焼いた。前回は風邪の影響を引きずっていたが、この日は体調万全での登板で隙を見せなかった。「調子はよかった。コントロールよくバックも守ってくれた」と快投を振り返り、覚えたばかりの日本語で「アリガトゴザイマス」と笑みを見せた。

 一方のルナは初回の先制適時打、3回の2ランと効果的な打撃、5回にも左前打で来日初の3安打の猛打賞だ。「(先制適時打は)とにかくランナーを還そうと思った。ホームランはライナーを打とうと思い、うまくとらえられた」と語った。これで開幕から12試合連続安打と日本の野球に見事にフィットしている。「全力で戦うことを心掛けている」と試合に対する心構えを披露した。

 2人とも「神様のおかげ」と口にするまじめなドミニカン。中日は開幕12試合で借金2、最下位は脱出したものの5位と苦しんでいる。巻き返しにこの新戦力の働きは欠かせない。

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