3連敗で借金生活も…中畑監督「キッチリお返しします」

[ 2013年4月4日 21:45 ]

回に投手交代を告げ、厳しい表情でベンチに戻るDeNA・中畑監督

セ・リーグ DeNA4―7巨人

(4月4日 横浜)
 昨季4勝17敗3分けと大きく負け越した“天敵”巨人に2連敗。開幕2連勝スタートも3連敗で早くも借金生活に突入。だが、ベンチ裏に姿を見せたDeNA・中畑監督はすでに気持ちを切り替えていた。

 「失点の仕方がね。毎度というかフォアボールからだからリズムを作りきれなない。もっと攻めの気持ちがほしいよね。打たれる方が全然いいんだけど。そこらがうちのポイントだけど、(敗戦から)“守りを固めることが必要”というメッセージをいただいた」と前向きだ。

 先発のドラフト3位右腕・井納は初回を3者凡退と上々の立ち上がりを見せたが、2回に四球に失策が絡んで無死満塁のピンチを招くと、ロペスに左前適時打を許し、続くボウカーに満塁本塁打を被弾。一挙5点を失った。それでもプロ初登板で5回まで投げ、失点はこの回のみ。指揮官は「ある程度対応できるというのは残せた。次の登板では成長を見せてくれる手応えはある。次のチャンスを与えてもいい」と合格点を与えた。

 攻撃陣も大量失点にも諦めることなく反撃し、沢村を6回でマウンドから引きずり降ろした。中畑監督は「そこが打線の進歩。シーズンを通じてキッチリお返しはさせていただきます」と宣言。最下位脱出、そして上位進出へ、戦いはまだまだ続いていく。

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2013年4月4日のニュース