摂津「ワクワクしている」 侍ジャパン唯一の開幕投手

[ 2013年3月28日 18:17 ]

開幕戦を控え、練習を見るソフトバンクの秋山監督

 日本一奪回を目指すソフトバンクは28日、ヤフオクドームでの全体練習で開幕前最後の調整を終えた。昨季はリーグ3位だったが、補強や若手の台頭で投打に層が厚くなり、パ・リーグの優勝争いで本命との呼び声も高い。秋山監督も「WBCで6人出た分、オープン戦で若い人たちがチャンスをもらった。昨年よりレベルアップしている」と手応えを口にする。

 特に先発枠争いは、例年以上の激しさだった。新戦力のパディーヤ、東浜(亜大)、山中(ホンダ熊本)らがオープン戦で好投。指揮官も「高いレベルの中から6人が入ることになった」と胸を張る。その先頭に立ち、2年連続で開幕戦のマウンドに上る昨年の沢村賞投手、摂津は「わくわくしている。自主トレからそこ(開幕戦)を見据えてやってきた。準備は万端」。WBCに出場した投手で、ただ一人開幕投手を務める右腕が、チームに勢いを与えられるか。

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2013年3月28日のニュース