オリ金子 ぶっつけ開幕投手!今季実戦登板なし異例抜てき

[ 2013年3月27日 06:00 ]

住吉大社で必勝祈願をし、お神酒を飲むオリックスの(右から)金子、糸井、安達、東野

 右肘痛で一時は開幕1軍も絶望視されていたオリックスの金子千尋投手(29)が29日のロッテ戦(QVCマリン)で3年ぶり3度目の開幕投手を務めることが26日、分かった。既に本人には通達されている。

 金子はキャンプ中に痛みを訴えて2軍降格し、21日にシート打撃に初登板したばかり。昨季10月8日のソフトバンク戦(当時ヤフードーム)でノーヒットノーランを達成した西の開幕戦先発が有力視されていたが、オープン戦を含む実戦登板がない金子が異例の調整で大役を担うことになった。

 10年に17勝を挙げて最多勝を獲得した実績が買われての抜てきとなったもようだ。森脇監督はこの日、金子の開幕メンバー入りを明らかにしたが、起用法について明言を避けた。金子は京セラドームでの全体練習の際に「1軍でもいけるのか」との問いに「上(首脳陣)に言われたところで投げる」とだけ話した。

続きを表示

2013年3月27日のニュース