球団は社会的公共財…西武・飯田専務「売却は一切あり得ない」

[ 2013年3月26日 19:17 ]

 プロ野球西武の飯田則昭球団専務は26日、米投資会社サーベラスからの球団売却を選択肢とするようにとの提案を、西武ホールディングスの後藤高志社長が拒否する姿勢を示したことに「売却は一切あり得ないし、検討したこともないと表明し、確認したと受け止めている」との認識を示した。

 飯田専務は「社会的公共財としての重みを果たすための球団であり、会社である」と姿勢は一貫していることを強調。選手には野球に集中してほしいとした上で「そういう話は早いタイミングでしようと思っている」と語った。

 プロ野球の加藤良三コミッショナーは26日、東京都内で「細かい話は承知していないが、プロ野球は文化公共財。その一翼を担う西武ライオンズは維持されるべきだと強く思う」と話した。

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2013年3月26日のニュース