高知中 春夏制覇!浜口監督「全中を獲って3冠を目指します」

[ 2013年3月26日 06:00 ]

<高知中・河北台中>3度目の出場で初優勝を果たし、喜びを爆発させる高知中ナイン

スポニチ主催文部科学大臣杯第4回全日本少年春季軟式野球大会最終日決勝 高知中3―0河北台中

(3月25日 静岡市西ケ谷総合運動場野球場)
 準決勝と決勝が行われた。2年連続3度目の出場となる高知中(高知)が、決勝で河北台中(石川)を3―0で下して初優勝。高知中は全日本少年夏季大会(横浜スタジアム)でも2度優勝しており、昨年の西京ビッグスターズ(京都)に続き史上2チーム目の春夏制覇となった。

 先輩お先に!四国の雄・高知中が3度目の挑戦で「中学生の春の甲子園」を制覇した。最後の打者を空振り三振に仕留めたエース吉村を中心に、ナインが歓喜の輪をつくる。「ずっと日本一を目指してやってきた。最高です」。1日7イニングまでという投球制限がある今大会で3日間計20イニングを投げ無失点の吉村は胸を張った。

 決勝では先発の西森からバトンを受け、4回を1死球だけに抑える完璧な救援。最速135キロの直球は最後まで衰えなかった。先制の2点三塁打を放った6番・田村は「吉村をはじめ投手陣がいつも頑張っているので助けたかった」と殊勲の一打を振り返った。

 中高一貫校で、高校はセンバツに出場し、この日の2回戦に勝利。プロ注目の和田恋らも同中出身だ。夏は2度全国優勝しているが、春は過去2度出場し、ベスト8止まりだった。史上2チーム目の春夏制覇を達成した浜口佳久監督は「三度目の正直ですね。あとは全中(全国中学校軟式野球大会)を獲って3冠を目指します」と高らかに宣言した。

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2013年3月26日のニュース