広島に暗雲 栗原 股関節痛で開幕ピンチ 野村監督「あまりよろしくない」

[ 2013年3月18日 07:26 ]

<広・楽>16日の試合で4回、ファウルした際に右股関節付近を痛めた栗原

 開幕、ピンチ! 広島・栗原健太内野手(31)が17日、右股関節付近に痛みを訴え、楽天戦(マツダ)を欠場。練習にも参加せず、18日に広島市内の病院で精密検査を受ける。

 試合前に、本人から報告を受けた野村監督は「本人は何も言わなかったが、あまりよろしくない状況と思うので帰らせた。(今後については)分からない。病院に行って、診断を見てから」と深刻な表情。野口チーフトレーナーも「試合が終わった後に痛みがハッキリしてきて(この日の)朝には腫れがあった。関節の中なのか、筋肉なのかで(復帰時期は)変わってくる」と説明。長期離脱となれば、打線の構想に大幅に狂いが生じる。

 異変は前日16日の楽天戦(同)で起きた。4回の第2打席でファウルを打った際に、違和感を発生。その打席は二飛に倒れその後も試合に出場しつづけたが、一夜明けて違和感は痛みに変わっていた。昨季中に右肘の手術。そして今年3月に鼻骨骨折。栗原が、広島が、いきなり危機に立たされた。

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2013年3月18日のニュース